子供の頃からお年寄りのお世話をしたいという気持ちがあり看護学校に入学しました。そこから看護の仕事に就いて40年経ちますが、まだまだお年寄りの為に頑張っていきたいと思っています。
むかいじま病院は、自宅から近い上に、他の病院とは違って定年退職までが長いことから職場として選びました。定年の最後まで出来るだけ長く看護の仕事がしたいと思っています。
患者様には、親切・丁寧に優しい言葉使いで接することをモットーにしています。認知症の方であっても敬意を持って尊厳を大切にするよう心がけています。
病棟では食事の介助を必要とする患者さんが多く、患者様それぞれの嚥下の能力によって食事介助の仕方も変わります。誤嚥してしまうと誤嚥性肺炎を引き起こす場合もあるので、そうならないよう気をつけています。
食事介助をしていると、「私はもういっぱい食べてきたからあなたが食べなさい」と優しく言ってくれるご年配の患者様がおられ、私としてはご自身の為に食事を摂ってもらいたいという気持ちと、その優しさが合わさって涙が出てきたことがありました。
また、疼痛のある患者様からのナースコールがあった時に薬をもって病室に駆けつけたところ、「ただ顔が見たかっただけや」と言われた時は笑ってしまいました。ただ、中にはナースコールに手が届かず看護師を呼べないで、ずっと痛みに苦しんでいた患者様もおられました。そういった事態もあるので、痛みのある患者様やターミナル期の患者様の病室を通る際は、布団が呼吸で上下しているかなど、必ず様子を見るようにしています。
病棟の患者様の髪の毛がボサボサだったり目ヤニがついていたりせずに、患者様が常にこ綺麗な状態を保てているか気に掛けることができる看護師を目指しています。
看護部長をはじめ、看護師の皆で相談しながら物事を解決していける職場です。なんでも言いやすく、聞きやすい雰囲気の職場なので皆で声をかけ合って手伝いながら働いています。
休みの日は気の済むまで寝ています。また、映画やショッピングなどへ行ったりもしますが、1番はお弁当の作り置きを休日に作るのが楽しみです。作り置きの本を色々見て沢山のお弁当の作り置きをします。そして、仕事の日の朝におかず選んでお弁当に詰めるのがとても楽しいです。
どこの病院もそうですが、新卒の看護師は覚えることが山のようにあってとても大変です。分からないことや知らないことは仕方がないので、とにかく聞くことが大事です。 やりながら覚えればいいし、聞くことは恥ずかしいことではありません。分からないことを放置することが1番怖いことです。覚えるまで聞いて、確実な手技を身につけて実践に活かしてください。
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